1円円安で家計負担が年1000円増 一方で訪日観光客にとっては買い物がお得にできるようになるという(読売新聞2022年6月15日より)
さらに続く円安
円は今年に入っても値下がり続け、米ドルだけでなく、ユーロやポンドなど主要通貨に対しても売られ、輸入物価の上昇に拍車をかけている。
食品や衣料品などで値上げラッシュが続き、企業間の価格も1年3か月連続で1年前を上回っている。
このように対米ドルで円安が1円進むごとに、前年比の家計年間負担額が約1000円増えるという。(みずほリサーチ&テクノロジーズの試算による)
日本のビッグマックはワシントンの半額なの?
一方、長引くデフレにより日本の物価水準は海外に比べてもともとが低くなっていた。それに加えての円安で、さらに日本の割安感が際立ってきている。
マクドナルドの「ビッグマック」の価格を見てみると、東京都内で390円、米ドル換算で約3ドルとなる。現地米国では、ワシントンで6.19ドル、ニューヨークで5.59ドルと日本のほぼ倍。ロンドンやバンコクでも4~5ドルと日本の方が安価だ。
訪日観光客にとっては「お得」な買い物ができる日本旅行
外国人観光客から見たらどうか。海外から見ると日本での買い物は「お得」となっており、入国者制限が緩和され、受け入れ人数が今後増えることへの追い風になろう。
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