尾瀬の水芭蕉、見頃は? 2022ニッコウキスゲもきれいですよ! 水芭蕉の意外な現実が

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 ”夏が来れば思い出す 遥かな尾瀬 遠い空・・・” 有名な「夏の思い出」の歌詞であるが、水芭蕉(ミズバショウ)の花はいわゆる”夏”、一般的には7月~8月にはすでに終わってしまっているのである。

 ではミズバショウの見頃はいつであろうか? また2022年はいつが見頃だろうか?

尾瀬ヶ原から至仏山を見る 6月の写真

 もっとも有名な尾瀬ヶ原と雪の至仏山と水芭蕉の写真、冬の雪の量によって毎年異なるが、大体5月下旬から6月上旬に撮影されたものである。水芭蕉は雪が解けて最初に顔を出す花である。

 


夏休みに尾瀬に行っても、ミズバショウはすでに終わっている・・

 この水芭蕉は、尾瀬の麓の大清水ではゴールデンウィーク中の5月上旬に、岩鞍スキーリゾート下にある片品村越本地区では4月下旬、さらに下って沼田市利根町の老神温泉では3月下旬に例年みられる。

 歌のイメージから、夏休みに見られると思ってやってくるハイカーたちには気の毒であるが、その時期にはみんな終わっていて、1メートル近くまで大きくなったお化け葉っぱのみ見られる。少なくとも「可憐な」ものではない。

 


尾瀬の花の見頃は?

 私は個人的にはニッコウキスゲが好きである。オレンジ色のユリのような花で、7月下旬に尾瀬ヶ原に行くと一面に咲き乱れ、それはそれは壮観である。しかし近年は、シカによって花芽が食い荒らされ、花が少なくなっているという。対策をいろいろ講じているとのことであるが、残念なことである。

尾瀬ヶ原 7月下旬
尾瀬に咲くニッコウキスゲ

 

 


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