ソアラ 初代・2代目・3代目 乗り継いだ思い出話 第3回3代目ソアラ4.0GT-Limited

私にとって3台目、ソアラ3代目が発売されたのは1991年。社会人となり数年たち、まだバブル景気の余韻が残るころだった。初めての3ナンバー車。車体価格500万円超の車をいとも簡単に所有することができた。思い出の名車。


トヨタ ソアラ(SOARER)4.0GTリミテッド GPS付エレクトロマルチビジョン装着車
エンジン・燃料系
| エンジン型式 | 1UZ-FE |
|---|---|
| 最高出力 | 260ps(191kW)/5400rpm |
| 最大トルク | 36.0kg・m(353.0N・m)/4600rpm |
| 種類 | V型8気筒DOHC32バルブ |
| 総排気量 | 3968cc |
| 内径×行程 | 87.5mm×82.5mm |
| 圧縮比 | 10.0 |
| 過給機 | なし |
| 燃料供給装置 | EFI |
| 燃料タンク容量 | 78リットル |
| 使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
環境仕様
| WLTCモード燃費 | —-km/リットル |
|---|---|
| JC08モード燃費 | —-km/リットル |
| 10モード/10・15モード燃費 | 7.1km/リットル |
足回り系
| ステアリング形式 | パワーアシスト付きラック&ピニオン |
|---|---|
| サスペンション形式(前) | ダブルウイッシュボーン式ローリングダイヤフラム空気バネ |
| サスペンション形式(後) | ダブルウイッシュボーン式ローリングダイヤフラム空気バネ |
| ブレーキ形式(前) | ベンチレーテッドディスク |
| ブレーキ形式(後) | ベンチレーテッドディスク |
| タイヤサイズ(前) | 215/60R15 94H |
| タイヤサイズ(後) | 215/60R15 94H |
| 最小回転半径 | 5.4m |
駆動系
| 駆動方式 | FR |
|---|---|
| トランスミッション | 4AT |
| LSD | —- |
| 変速比 第1速 | 2.531 |
| 第2速 | 1.531 |
| 第3速 | 1.000 |
| 第4速 | 0.705 |
| 後退 | 1.880 |
| 最終減速比 | 3.916 |

ボディカラーは「緑」
代表色であるカタログカラーにあった「グレイッシュグリーンメタリック」という緑系にした。ウインドガラスも緑色が入っており、カタログによると「運転席のワイシャツ姿がよく映える」という文句にイチころであった。
初のGPSカーナビシステム
いわゆるカーナビも初だった。かなり重宝したのを覚えている。今の物ほど充実した機能はなかったが、現在位置を知ることができたのでとても便利だった。シフトレバーはスティック状で前後一直線に動かすタイプ。動きはとてもなめらかで扱いやすかった。オーディオもとても音が良かった。
初のエアサス
アクティブサスペンション仕様は価格が200万円も高かったため、こちらにしたのだが、エアサスであった。少しふわふわする感はあったが、モード切替で「ハード」にするとガシッとなった記憶がある。知人でメルセデスに乗っておられる方を助手席に乗っていただいたことがあったが、「このサスペンションの固さ切り替えスイッチって、日本独特だよね。ドイツ車にはない。」という感想を妙に覚えている。
ボディ強度が幾分少なかったのか、発進時に天井からミシミシ音がした。ボディデザインから仕方なかったのだろうと思う。ちょっと残念であった。
初の皮シート
全席本革シートであった。高級感はもちろんあったが、冬場に冷たさを感じた。また、皮の表面がなめらかで、お尻が滑りやすかった。それがちょっとマイナス点か。エンボス加工のようなものがあったら良かったと思う。

エンジンのふけの良さ
V8DOHCエンジンは、当時「セルシオ」と同エンジンであり、ノンターボながらそのふけ上りはとてもスムースで、加速は抜群であった。また、エンジン始動時の音がとてもかっこよく、大好きであった。
ソアラ 初代・2代目・3代目 乗り継いだ思い出話 名車だった元祖ハイソカー 第1回 初代ソアラ(2000VR)
ソアラ 初代・2代目・3代目 乗り継いだ思い出話 第2回2代目ソアラ2000ツインターボ








2 comments