世紀の天文ショー 2035年9月2日 皆既日食がきれいに見えるのは ここだ! おすすめの観賞スポット
148年ぶりの皆既日食が本州で見られる
2035年9月2日 皆既日食が起こります。
本州で見られる皆既日食としては1887年8月19日以来、なんと148年ぶりになるのだそうです。しかも皆既帯が通るのが茨城、栃木、群馬、長野、新潟と広範囲であり、さらに群馬県沼田市はど真ん中を皆既帯が通っています。
⇒ 日食ナビ より引用
これを使わせていただきました。
群馬県沼田市老神温泉の緯度経度を入れると正確に日食の様子がわかります。ちなみに緯度経度は、Google Mapを利用しました。
これによると、
観測地:群馬県沼田市老神温泉
日時: 2035年9月2日 10時6分45秒
食分:1.014 ←皆既日食です!(部分日食ではない!)
始まり: 9月2日 8時44分17秒
皆既食始まり:9月2日10時 5分29秒
最大食: 9月2日10時 6分45秒
皆既食終わり:9月2日10時 8分 2秒
終わり: 9月2日11時34分40秒
とのことですので、ばっちりきれいで完全な日食、「皆既日食」が観測できる地点ということになります。
地球から見て月が太陽の前面を横切るときに、月が作る影の中に地球が入ってしまうと太陽の光の全部もしくは一部が地球に届かなくなります。この時太陽が月によって欠けて見える、これが日食です。
「日蝕」と旧字では書きますが、文字通り「日をむしばむ」です。
皆既日食とは?
日食自体大変珍しい天文現象ですが、同地点で観測した場合でも数年に一度の現象ですが、皆既日食と言ったら、人間の一生で一度見られるかどうかのイベントです。(世界中を追いかけて観測する天文ファンは別ですが。)
日食の中でもさらに真ん中に月が入ってほとんど太陽が見えなくなるわけですから、日食の中でも“特別な日食”と言うことができますね。
世界中から天文ファンが集結?
このように今世紀最大の天文ショーが北関東エリアで見られるとあって、世界中の天文ファンからは大いに注目されています。空気がきれいな群馬、長野、新潟エリアでは、さっそく「世界一きれいな日食が見られる〇〇へ!」と観光キャンペーンを張っているところも見られます。まだちょっと早いのでは?とも思いますが、おそらく2033年ころからは、マスコミが騒ぎ始めるでしょうね。
当地での今後の日食は?
2035年の世紀の天文ショーより前にも当地で日食は見られるようです。ただしすべて”部分日食”、つまり、月の影が真ん中からずれて、すべてを隠す”皆既日食”ではない、ということです。
1. 2030年6月1日
2. 2032年11月3日
最後に、2035年と言うと、私は75歳。健康に気をつけてどうにか頑張って生きて、世紀の天文ショー皆既日食をこの目で見たいものです。当日の天候もよいといいですね。もちろんそれまで、世界平和で大きな天災もなく、無事な地球、無事な日本であることを祈るばかりです。
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